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土壌を手にとって,観察してみると石や砂や粘土などの無機物と、落ち葉や動物の遺体や腐植とよばれる黒い物質からできていることがわかる。これらの物質からできあがっている土壌にはすばらしい働きがある。
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養分の貯蔵と供給 |
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土壌中の養分は水に溶けて土の中に広がり、一部は作物に吸われ、一部は土壌粒子に吸着されて一時的に貯蔵される。土壌に吸着された養分は、少しづつ放出され、根に吸収されてゆく。これらの作用は、人間の臓器が食物を吸収しやすいように消化して肝臓に送り込むのとよく似ている。 |
| 2) |
水の貯蔵と供給 |
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水は作物と土壌中の生物にとって欠かすことができないものである。土壌中の水は作物に養分や酸素を運ぶ役目をするとともに、人間の汗が体温を調整するように、地温を調節して作物や微生物が生活しやすいようにしている。
東臼杵北部の年間降水量は、2,238mmであるが、このうち三分の一が土壌に貯蔵されると考えられる。 |
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植物の根の健康維持 |
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水田では有機酸や硫化水素などの有害物質が発生しやすく、稲の根をいためやすい。土壌には、これらの有害物質をできるだけ出さないようにする作用がある。また、畑は酸性になりやすいが、酸性になると土壌中にアルミニウムが溶けだして根をいためる。土壌にはできるだけ土壌を酸性にさせまいとする働きがあり、酸性から作物の根を守ってくれる。このように土壌は、外部から何か変化を起こすようなことが加えられても、土壌の性質をあまり変化させないよう働く調整力を持っており、土壌の緩衝作用とよんでいる。 |
| 4) |
微生物の住居 |
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人間の場合は、食物から吸収された栄養分は肝臓に集められて、必要物質に合成されて血液と一緒に必要な器官に送られる。土壌で肝臓の役割をするのは土壌中の微生物である。腐植は植物や生物の死骸を原料として微生物が合成する。
カビ、放線菌、バクテリア(細菌)、アゾトバクター、ラン藻類、根粒菌 |
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