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「ここの土は粘土が多いので肥料持ちがいい」「うちの土は粘土質だから水はけが悪くてこまる」などの話をよく耳にすることがある。
| 1) |
土壌粒子の大きさ |
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土を一握りコップにいれて水を入れてかき混ぜると砂はすぐ沈むが、小さい粒子はいつまでも沈まないで濁っている。この沈まない細かい部分の粒子を粘土とよんでおり、土壌は大小さまざまの粒子からできている。 |
| 区分 |
直径 |
1g当たりの
粒子数 |
1g当たり
の粒子の
全表面積 |
大きさ |
物理的
性質 |
鉄物成分 |
| 粗砂 |
0.2〜2.0mm |
540個 |
21cm2 |
肉眼でみえる |
ばらばらで、粘着したり、かたまったりしない |
おもに石英でいくらかの岩石片がまじる |
| 細砂 |
0.02〜
0.2mm |
54万個 |
210 |
〃 |
同上 |
おもに石英と長石で、いくらかの鉄苦土鉱物を含む |
| シルト(微砂) |
0.002〜
0.02mm |
5億4000万個 |
2100 |
顕微鏡でみえる |
なめらかで粉状であるが、粘着しない |
おもに石英と長石で、いくらかの鉄苦土鉱物、雲母、粘土鉱物を含む |
| 粘土 |
0.002mm
以下 |
7200億個 |
23000
(2.3m2) |
大きいものだけ顕微鏡でみえるが、大部分はみえる |
しめったときはねばっこいが乾くとかたくなる |
おもに粘土鉱物でいくらかの石英を含む |
| 2) |
砂と粘土の混じり具合による土性 |
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粘土粒子は、水と養分をよく保持でき、土壌の中で最も活発な部分である。
しかし、粘土が多い土が良い土かというと必ずしもそうとはいいきれない。土壌中の砂と微砂と粘土の混ざり具合が作物の生育や作業性に大きい影響を与える。この三者の混ざり具合を表すために、埴土、壌土、砂土などという言葉を用いており、これを土性とよんでいる。 |
| 土性 |
略号 |
粘土(%) |
シルト(%) |
砂(%) |
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強埴土
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HC
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45〜100
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0〜55
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0〜55
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軽埴土
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LiC
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25〜45
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0〜45
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0〜45
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埴壌土
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CL
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15〜25
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20〜45
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20〜45
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壌 土
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L
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0〜15
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20〜45
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20〜45
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砂壌土
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SL
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0〜15
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0〜35
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0〜35
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砂 土
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S
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0〜5
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0〜15
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0〜15
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| 3) |
腐植とは |
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土壌中の動植物、微生物の遺体が腐って変化してできた黒い物質を腐植とよび、土壌中に腐植物質が多く存在するほど地力が高く、腐植は土壌中でいくつかの重要な働きをしている。
・養分となる腐植
・養分を捕まえておく腐植
・団粒構造をつくる活性腐植
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